人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 【いただきもの】宮越屋珈琲のマ... 玄光社「イラストレーションファ... >>
きのうは、「LOCAL DESIGN SCHOOL」へ行き、 NOSIGNERの太刀川英輔さんの授業を聞いてきました。
きのうは、「LOCAL DESIGN SCHOOL」へ行き、 NOSIGNERの太刀川英輔さんの授業を聞いてきました。_f0134538_4311110.jpg

きのうは、「LOCAL DESIGN SCHOOL」へ行き、
NOSIGNERの太刀川英輔さんの授業を聞いてきました。
http://localdesignschool.com/4th-class/
↓「ローカルデザインスクール」というのは、こういうのです
http://localdesignschool.com/about/

実際に話を聞く前は、私は太刀川さんのことを
「プロダクトデザイナー」だと思っていたのですが、
話を聞いてみると、
「デザインという文法を使った仕事」をする人だなと思いました。

「ものを『記号・意味・関係』に分けて考え、
その中でも『関係』を一番重視しないといけない」
という話が、いちばん頭に残りました。

自分の仕事に置き換えて考えてみると、以下のようになるのではないかと
考えました。
・なんで今、イラストレーションの経済的評価が低いかというと、
制作物自体が記号で終わってて、意味がなかったり、
記号と意味はあっても、関係が築けてないのではないか?
(「既にある関係のありかた」のパイの奪い合いになっており、
結果として価格競争になってしまっている)
・イラストレーターが、太刀川さん言うところの、
「テーブルのことしか考えてないテーブル職人」になってしまってる人が
多いのではないか?
テーブル職人が少なかったり、テーブルを作れば売れるという、
テーブル不足の時代ならいいが、今はそうではない。
クオリティが高いテーブルが、簡単に作れるようになっているし、職人も多い状態。

こないだの座談会で聞いた話とも重なりますが、
たぶん長く活躍できている人は、いろんな意味で
「関係性を考えた仕事」ができている人なのではないか?と思いました。

ためになったし、いろいろ見えてきました。

交流会があり、いろんな人とお話したのですが
その中でも一番驚いたのは、
慶應義塾大学大学院の、メディアデザイン研究科の修論についてです。
なんとこの学科は、自分でスポンサーを見つけてきて、何かのプロジェクトを実行するということが
修論になるんだそうです。
http://www.kmd.keio.ac.jp/jp/admissions/masters-program.html
↑この「リアルプロジェクト」ってやつかな…
なんて、実践的なんだ。
大学院って、理系とロースクールとMBA以外は、研究者になるための教育をするんだと
思っていたのですが、違うんですね。
こーやって学生のうちから実務やってたら、余裕でガンガン働けるよな〜
ぜひメディアをイノベーションして、文化創造立国を先導してほしいものであります…

ちなみに写真は授業内容とは関係なくて、帰りに「フクモリ」で食べたチキンライスドリアと味噌汁です。
by petit_montre | 2014-04-04 08:00 | 日記
<< 【いただきもの】宮越屋珈琲のマ... 玄光社「イラストレーションファ... >>